アフィリエイトのPR表記の入れ方|ブログで使える例と必要な理由

ブログでアフィリエイトを始めると、PR表記をどこにどう書けばいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

PR表記は、記事の冒頭など読者が最初に目にする場所に、広告を含むことがはっきりわかる形で入れるのが基本です。

この記事では、ブログやアフィリエイト記事でのPR表記の入れ方と、そのまま使える表記の例、PR表記が必要な理由を紹介します。

この記事の編集責任者
ブログワークス編集長
ブログワークス編集長 株式会社EREN 代表取締役 SEO支援を本業とし、自身も10年以上メディアを運営。全記事に目を通しています。
目次

ブログのPR表記は冒頭にわかる形で入れる

ブログのPR表記は、記事の冒頭など、読者が本文を読み始める前に目に入る場所に入れます。
記事の途中や最後にだけ書いてあると、読者は広告だと知らないまま読み進めてしまうからです。

すべての記事に入れる場合は、テーマの機能やブロックのパターンを使って、同じ位置に表示されるようにしておくと入れ忘れを防げます。

文字の大きさや色で埋もれさせない

PR表記は、冒頭に書いてあるだけでなく、読者が気づける大きさや色で表示することが大切です。

消費者庁のステルスマーケティングに関するQ&Aでも、アフィリエイトサイトの冒頭に広告を利用している旨を書いていても、文字のサイズや色なども踏まえて、広告であることが明瞭になっている必要があるとされています。

本文よりずっと小さな文字や、背景に溶け込むような薄い色で書いたPR表記は、読者の目に入りません。

本文と同じくらいの大きさで、はっきり読める色にしておきましょう。枠で囲んだり背景色をつけたりして、ほかの文章と区別するのも読者に気づいてもらいやすい方法です。

広告やPR以外の書き方もできる

PR表記に使う言葉は、「PR」や「広告」に限られません。読者に広告を含むことが伝わる書き方であれば、文章で示すこともできます。

「広告」「宣伝」「プロモーション」「PR」といった言葉を使うのがわかりやすい方法ですが、「この記事は◯◯社から商品の提供を受けて書いています」のように、書き手と広告主との関係を文章で説明する形でもかまいません。

大切なのは、決まった言葉を入れることではなく、読者が「この記事には広告が含まれている」と正しく受け取れるかどうかです。

ブログの雰囲気に合わせて、読者に伝わりやすい表現を選びましょう。

アフィリエイトのPR表記の例

アフィリエイトのPR表記は、記事ごとに冒頭へ入れる方法と、サイト全体で広告を含むことを示す方法の2つがあります。

ここでは、それぞれでそのまま使える表記の例を紹介します。

記事の冒頭に入れる例

記事の冒頭に入れるPR表記は、一文で短く、広告を含むことがすぐにわかる形にします。

「本記事にはプロモーションが含まれています。」「この記事は広告を含みます。」のように書くのが、もっともシンプルな例です。

wordpressのテーマによっては、広告であるということを示す枠が設定されているケースもあります。

当サイトの場合、広告を含む記事は冒頭にPRとのみ表記を入れています。

記事内の商品リンクがアフィリエイトであることまで伝えたい場合は、「この記事では、アフィリエイトプログラムを利用して商品を紹介しています。」のように書くと、報酬が発生する仕組みも読者に伝わります。

商品を無料で提供してもらって書いたレビューなら、「この記事は、◯◯株式会社から商品の提供を受けて作成しています。」と、広告主との関係を具体的に書くのがおすすめです。

どの書き方でも、記事タイトルのすぐ下など、本文を読む前に目に入る位置に置きましょう。

サイト全体に入れる例

アフィリエイトを含む記事が多いブログでは、記事ごとの表記に加えて、サイト全体でも広告を含むことを示しておくと親切です。

サイト全体向けの表記は、「当サイトは、アフィリエイトプログラムを利用して商品やサービスを紹介しています。」のような文面になります。

免責事項やプライバシーポリシーのページにも、アフィリエイトプログラムを利用していることを書いておきましょう。

ただし、こうしたページは多くの読者が開くものではないため、記事の冒頭の表記とセットで使うことが大切です。

アドセンスやリンクごとの表記は不要

ブログアフィリエイトの場合アドセンスの広告だけを貼っている記事に、PR表記は必要ありません。

アフィリエイトリンクやバナーも1つずつ表記を付ける必要はなく、記事の上部かサイトのヘッダーに1か所入れれば足ります。

アドセンスだけならPR表記はいらない

アドセンスだけの記事は、ステマ規制でPR表記が求められる記事にあたりません。

ステマ規制が対象にしているのは、広告主が内容に関わっているのに、第三者の感想のように見える表示です。消費者庁の運用基準でも、新聞の広告欄のように広告だと明らかな表示は対象外とされています。

アドセンスの広告は記事とは別の広告枠に表示され、広告主が記事の中身を決めることもないため、この対象外の考え方にあてはまります。

アドセンスで守るべきなのは、Google側のルールです。
AdSenseのプログラムポリシーでは、記事の内容と見分けがつかない広告の置き方を禁止しています。

つまり、広告とコンテンツが分けられているならPR表記は不要です。

リンクやバナーごとの表記はいらない

ブログでは、アフィリエイトリンクやバナーの1つ1つにPR表記を付ける必要はありません。
記事の上部かサイトのヘッダーに、読者がすぐ気づく形で1か所入れれば十分です。

例えばASP大手のA8.netの案内でも、PR表記の位置の例として示されているのは、サイトのヘッダー、広告を載せた各記事の上部、サイト全体へのオーバーレイ表示で、リンクごとに付ける形は挙げられていません。

消費者庁のQ&Aも、広告かどうかはサイトの表示内容全体で判断するとしています。

1記事にアフィリエイトリンクがたくさんある場合でも、都度PR表記が必要というわけではない、ということです。

個別に表記が必要になるのは、次の2つの場合です。

1つは、報酬を払って依頼した専門家のコメントのように、その部分だけ見ると広告だとわからない箇所で、消費者庁のQ&Aはその近くに依頼した旨を書くよう求めています。

もう1つはSNSでアフィリエイトリンクを紹介する場合で、A8.netはリンク自体に【PR】を付ける例を示しています。

ステマ規制で処罰されるケース

アフィリエイトで商品を紹介する記事には、PR表記を入れておく必要があります。

PRを入れない、ステマ規制を無視するとどうなるか解説します。

ステマ規制の対象は広告主

広告であることを隠した宣伝はステルスマーケティング(ステマ)として規制されていますが、規制の対象になるのは広告主で、アフィリエイター自身ではありません。

消費者庁のステルスマーケティングに関するページでは、2023年10月1日からステルスマーケティングが景品表示法違反になったこと、規制の対象は商品やサービスを提供する広告主で、宣伝を依頼された第三者は対象にならないことが示されています。

ただし、アフィリエイト記事で広告であることがわからなければ、問題になるのは記事の内容に関わった広告主です。

自分は対象外だからと表記を省くのではなく、広告主と一緒に仕事をしている立場として、PR表記はきちんと入れておきましょう。

PR表記がない広告主の罰則・処分事例

PR表記がなく広告だとわからない表示をした広告主が、消費者庁から処分を受けた事例があります。

ステマ規制に違反した広告主には、消費者庁から「措置命令」が出されます。
措置命令は、消費者の誤解を解くための周知や再発防止を命じる行政処分で、会社名とともに公表されます。

たとえば、RIZAP株式会社は2024年8月、ロート製薬株式会社は2025年3月に措置命令を受けました(RIZAPの公表資料・ロート製薬の公表資料)。

RIZAPとロート製薬の2社に共通するのは、自社が依頼したInstagramの投稿を、依頼したことを示さないまま自社サイトの口コミのように載せていた点です。

投稿した人に悪意がなくても、広告主が関わった発信を広告とわからない形で使えば、処分の対象になるということです。

アフィリエイト記事も、広告主から報酬を受けて商品を紹介している点では同じ構図です。

PR表記を入れずに記事を公開すれば、アフィリエイター自身は規制の対象外でも、紹介している広告主を処分の危険にさらすことになります。

PR表記のデメリット

PR表記のデメリットは、読者が記事を「広告かもしれない」と慎重に読むようになることです。

ただし、商品が売れなくなるとまでは言い切れず、入れ方しだいで影響を小さくできる可能性があります。

読者が記事を慎重に読むようになる

PR表記を入れると、読者は記事の内容をそのまま信じるのではなく、少し距離を置いて読むようになります。

消費者庁のアフィリエイト広告に関する検討会報告書に掲載された2021年の調査では、個人のブログや商品紹介の記事を「参考になる」と答えた人は約88%でした。

一方、その記事が企業からお金をもらって書かれたものだった場合は、約34%にとどまっています。

つまり、広告というだけで警戒するユーザーが多いというおことです。私自身もそうですし、理解できます。

報酬を受けて書かれた記事だと知れば、読者が慎重になるのは自然なことです。
PR表記は読者にその判断材料を渡すものなので、受け止め方が変わる面は避けられません。

購入への影響ははっきりしていない

PR表記によって、読者が実際に買わなくなるかどうかは、はっきりしていません。

海外の研究をまとめた分析(Eisendほか、2020年)では、広告であることを示すと信頼性や好感は下がる一方、購入の意向には統計的に意味のある差が見られませんでした。

また、PR表記によってブログ記事の離脱がどれだけ増えるかを示した公的な調査も、現時点では見当たりません。

個人的にも、PR表記を入れてアフィリエイトの成果が下がったとはあまり感じません。

「PR表記を入れると離脱する」という話を見かけても、根拠となるデータがあるかどうかは確かめておきましょう。

冒頭で先に伝えて正直に書く

PR表記のデメリットを小さくするには、記事の冒頭で広告を含むことを先に伝え、そのうえで内容を正直に書くことが大切です。

Eisendほか(2020年)の分析では、広告だと伝える位置を内容の前や途中にした場合は、ブランドへの評価の下がり方が小さい傾向も見られました。
ただし、この差は統計的にはっきりしたものではありません。

確かな効果とまでは言えませんが、広告を含むことは後から知らせるより、最初に伝えておくほうが無難です。

記事の最後で広告だと知らされるより、最初に伝えられたほうが、読者は納得して読み進めやすいと考えられます。

PRは忘れずに入れておこう

ブログやアフィリエイト記事のPR表記は、記事の冒頭など読者が最初に目にする場所に、広告を含むことがはっきりわかる形で入れます。

表記の言葉は「PR」や「広告」のほか、広告主との関係を文章で説明する形でもかまいません。

記事ごとの表記を基本に、アフィリエイトの多いブログではサイト全体にも表記を入れておくと、読者に伝わりやすくなります。

ルールは追加されましたが、過度に気にする必要はありません。
必要であれば広告や紹介をすることも経済活動の一貫ですから躊躇する必要は一切ないです。

ルールを守って、ブログアフィリエイトで収益を上げてくださいね。

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この記事を書いた人

ブログワークス編集長のアバター ブログワークス編集長 株式会社EREN代表

WEB集客支援事業を手がける傍ら、自身もアフィリエイト・メディア運営を実践中。アフィリエイト報酬月収100万円超のサイトを5つ構築した実績があります。副業ブログの始め方から収益化まで、実践に基づいたノウハウを発信しています。

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